「進化し、いろんなものを吸収して病院を変えている」

「原田さんが、病院長としてこんなにやるとは思っていなかった」

原田さんの産婦人科医の師匠の一人、吉村泰典慶應大学名誉教授・元内閣官房参与・日本産婦人科学会理事長の原田さん評。吉村さんは生殖医療の第一人者として不妊治療に携わり、同時に原田さんを指導してこられた方。吉村さんには、私の演出するテレビ番組にも何度かご出演いただき、少子高齢化対策や日本の医療の現在の問題などのテーマで鋭い意見を頂いてきた。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

その吉村さんが私に、

「原田さんは、どんどん進化している。いろんなものを吸収して病院を変えている。あんなにパワーがあったっけ? と思ってしまうが、外に耳を向け、全て吸収して、変えなければいけないと思ったことは絶対に変わる。変えられる信念と気づきが今の原田さんの凄いところだ。リーダーになり病院の要請や難題が彼を変えたのかもしれませんね」

と原田さんの改革のスピードや実現力に吉村さんは驚きを語った。

人は役割を与えられ、環境が変化すれば大きく進化する。私がこれまで長年担当してきた、国会取材や政治家取材。また大阪府と大阪市の橋下徹元大阪府知事の誕生と大変化、それからの大阪の激震を追ってきた私にとって、吉村さんの指摘は「橋下徹という、大阪の地方自治と日本の政治の姿を永田町一辺倒から大阪という地方への視点クローズアップに変化させた、従来の地方政治家とはまったく異なる政治実現手法や気づき」を追っていた経験を思い出させた。

原田さんの病院長時代に幾つもの改革が行われていく。それを支えたのはもちろん病院のスタッフや医師の力も大きいが私はサポートした副病院長の武中篤さんの存在も大きかったと思う。

実に原田院長のサポートに回り、病院の経営や意思決定を支え黒子に徹し、意見の浸透を下部会議で伝え、合わせて鳥大病院の一番のセールスポイントのロボット手術を進化発展させた。