私はどの道を選んだらよいのか

が、どうでしょう。その半面、主人の猜疑心はいよいよ深く、私が友だちにわずかの金を貸した事実をつかんで、お前には若いツバメがいるのだろう。離婚届に署名しろ、と迫るのです。

以来、主人の冷たい態度はつづき、最近ではバーの女を外にかこっているらしく、よく家をあけます。

『わたしの人生案内』(著:沢村貞子/中央公論新社)

こんな状態に周囲はいまのうちに別れた方が……とすすめてくれますが、子供の心を傷つけたくないし、せめて娘を結婚させ、長男が学校をおえるまでは忍べるだけ忍んだ方が、とも考えます。

一体私はどの道を選んだらよいでしょうか。

東京都・離婚に決断がつかぬ中年の主婦