「魯山人の窯」で作った松井さんの初作品(左上)は、漬物を入れるのに活躍中。手前のペン皿と右上の器は子安さん作

普段から食事やお茶は、リビングダイニングで一緒に。そのほかの時間は各々書斎に籠もって、書き物や仕事をしていることが多いですね。生活スタイルは以前とあまり変わりません。

朝食は先生が作ってくれるんですよ。昼食と夕食は私が作って彼が片づけるのが定番です。夫は、家事は何でもできるし、分担するのが当たり前と思っている人。家父長的な性質や男尊女卑的な考え方がまったくないんです。

ふたりとも、高級品には興味がなく、部屋のインテリアにはお金をかけていません。それでも、新居に合うような絵画を探してきて飾ったり、お花を絶やさないようにしたりして楽しんでいます。ほかには最近お習字を始めたので、自分の書も額に入れて掛けてみました。先生も気に入ってくれています。(笑)

そうそう、この春にNHKドラマ『魯山人のかまど』で話題になった「魯山人の窯」を引き継いだ陶芸家の方が近所にいらっしゃるんです。先日、先生と一緒にそこで開かれている教室に行って、初めて陶芸体験をしてきました。

「魯山人の窯」は登り窯。何日もかけて焼き上げる過程で炎が直接、器に当たるので、1枚のお皿でも場所によって色合いが違って仕上がるんですって。所変われば、新たな出会いがありますね。