栄養を注ぎ込んで育てて
えりさんは面白い人でもあるんだよね。『屋根の上のヴァイオリン弾き』の静岡公演を観に来てくれたときに食事をしたんだけど、そのときの話も傑作だった。
彼女は『屋根〜』をテーマに卒論を書いたらしいのね。ところが、「♪ア〜ナテフカ、ア〜ナテフカ」と歌っているところが、「は〜ら減った、は〜ら減った」に聴こえて、「すごい日本語の歌詞をあてたものだな」とびっくりしたって言うの。
「卒論で取り上げたんだったら、物語の舞台がアナテフカ村だっていうことぐらいわかるんじゃない?」って言ったけど。翌日からその箇所にくると、悲しいシーンなのに「腹減った」が浮かんで困ったよ。(笑)
以前からえりさんとは観劇に行くと劇場でばったり会うことが多かったんだけど、今回の『シークレットステージ』が決まってからは、劇場で会うと、「脚本を書かないで芝居ばっかり観てると思わないで」って隠れるように言うんだよ。それがおかしくてさ(笑)。