直美が愛おしく

<劇中では、直美は度々英語を披露している。教会の前に捨てられていた直美は宣教師から英語を習い、自分でも勉強してきたのだ。直美の本音が英語で語られる場面も多かった>

こんなに英語の先生とお稽古できる機会は貴重です。直美にとって英語は武器。英語を話している時がいちばん気持ちをぶつけられるので、英語のシーンは最初から大事に演じてきました。私は英語がもともと話せるわけではなかったのですが、喋れるようになると楽しい。私も直美のように英語を喋る時の気持ちよさがわかるようになりました。英語のセリフは少なくなってきていますが、できる限り自分でも英語に触れて、今後のお仕事でも使えるようになれたらいいなと思っています。

これだけ1つの役を長い間演じるのは初めてなので、どんどん直美という役が愛おしく思えてきています。

『風、薫る』場面写真 直美(上坂樹里)とりん(見上愛)
(『風、薫る』/(c)NHK)

最初は、自分目線で台本を読んでいましたが、不思議と途中から直美として台本に向き合えるようになりました。直美の人生を一緒に歩んできた結果が今のお芝居につながっていると思っています。