ツキノワグマのほうが圧倒的に多い

ヒグマとツキノワグマの正確な生息数を把握するのは今のところ不可能だが、環境省の推定値によるとヒグマ約1万2000頭、ツキノワグマは約4万2000頭以上となっている。

つまりツキノワグマの生息数はヒグマの3.5倍ほどと推定される。生息数の違いを考慮しても、人身事故の件数はツキノワグマのほうが圧倒的に多い。

そのいっぽうで、この数値を見ると死亡事故に至る割合はヒグマのほうが高いこともわかる。

※本稿は、『日本のクマを追う 激動の自然環境を生きる、ヒグマとツキノワグマ』(山と溪谷社)の一部を再編集したものです。

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