刑事の視点からのコメント
「レビュー」は「証言」
今の時代、商品を買う時、店を選ぶ時、サービスを申し込む時、多くの人がレビューを見ます。広告よりも、実際に使った人の声を信じる人も少なくありません。
レビューには、想像以上の力があります。
その力を利用して、使っていない商品を褒める。行っていない店を評価する。受けていないサービスをすすめる。こうした行為は、「私は実際に使いました」という証言を装って、消費者を騙しているものとされます。
「星を付けただけ」「短い感想を書いただけ」「頼まれたから書いただけ」。そう考えている人は少なくありません。
しかし、その一文を読んで誰かが商品を買うかもしれません。お店を選ぶかもしれません。契約をするかもしれません。つまり、レビューは人の判断を動かす存在なのです。
レビューを書く時に大切なのは、文章をうまく書けるかどうかではありません。本当に自分の経験を書いているかどうかです。
経験していないことを、経験したように書く。その瞬間、レビューは感想ではなく、詐欺になります。
