白髪は生かすか好みの色に染めて楽しんで

白髪の増加が気になり始めるのも50歳前後が多いようです。

「髪は通常、毛根にあるメラノサイトという色素細胞がメラニン色素を産生し続けることで黒髪が維持されます。しかし、年齢を重ねるにつれてメラノサイトの働きが弱まり、メラニン色素の産生量が減少。最終的に作れなくなると白髪になるのです。ただ、抜け毛や薄毛に比べて、白髪は遺伝的要因も大きいことが特徴です」

目立つところに見つけると、つい抜きたくなりますが……。

「白髪の毛根ではメラニン色素がすでに作られなくなっているので、抜いても生えてくるのは、やはり白髪。しかも、抜き過ぎると毛根を傷めて髪そのものが生えなくなるリスクが高まります。抜くのでなく、カラーリングで好みの色に染めたり、白髪を生かすヘアスタイルにチャレンジするなど、変化を逆手にとって楽しむよう考え方を変えましょう」

ただし、カラーリングにも注意が必要だとか。

「頭皮にかゆみや痛みなど違和感を覚えたら、そのカラー剤は二度と使用しないでください。アレルギー症状と同様なので、我慢できる程度だからと使い続けると、回数を重ねるごとに悪化します。カラー剤は、染まりのよいもの、短時間で染まるものほど頭皮への負担が大きい。自分に合うカラー剤がなければ、頭皮に優しいヘアマニキュアやヘナも選択肢に加えてみて」