1粒で3度おいしい作品
さて、カウンセラーのメアリーは、バックルームズのラビリンスから抜けられなくなり、失踪したクラークを探して家具店を訪ねる。彼が「措置入院の条件は?」と聞き、自分は妄想性の精神障害があって治療対象なのかと不安を抱きながら、メアリーにバックルームについて告白した時、メアリーはそれを信じなかった。失望したクラークは、カウンセリングをやめると言い残したまま失踪。治療者としての責任を感じたメアリーは家具店を訪ね、そして彼女自身がバックルームズに迷い込んでしまう。
このあとメアリーが体験する出来事の恐ろしさといったら、半端ない!
その恐ろしさと臨場感は、映画館で見てのお楽しみにしたいので、解説はここまで!
でも太鼓判を押す作品なので、ぜひ劇場に足を運んでください。それにしても人間の記憶というものは、私たちの人生、生き方をこんなにも縛ってしまう堆積物なのか……。
怖いだけでなく、記憶とは何なのか、私たちは何を恐怖し、そのためにどれだけ不自由に生きているのか…。哲学的なことも考えさせられてしまいました。
ホラー、サイコ・スリラー、そして哲学的、あるいは文学的な作品として、1粒で3度おいしいのが本作!さらに建築やインテリア、現代アートとしても見どころが沢山あるので、ぜひ劇場に足を運んでくださいまし!!
『バックルームズ』
全国公開中
配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督:ケイン・パーソンズ
出演:キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネット他
2026|アメリカ|126分|英語|5.1ch|原題:Backrooms|字幕翻訳:佐藤恵子 | 映倫:G |
予告動画URL
https://youtu.be/Wul77kjYih4

