息子夫婦との晩酌も楽しみのひとつ
最初に尋ねたのは、97歳の体を支える日々の食生活や生活習慣についてだ。朝は7時ごろ起床。まず亡き夫を祀る仏壇に手を合わせ、それから朝食をとるという。
「今朝は昭美さんが作ってくれた味噌汁に、ご飯は茶碗に七分目くらい。ワカサギの佃煮を3匹、それからラッキョウや野菜の煮物。納豆は毎日食べるのよ。50回くらいしっかり混ぜてね」
昼は忙しいため、パンと牛乳、野菜ジュースで簡単に済ませることが多いが、食事を抜くことはない。一日の締めくくりは、午後9時ごろから始まる家族3人での夕食だ。
「昨日はしゃぶしゃぶ。ほかにはもずく酢や冷ややっこ。先週はちょうど土用の丑の日だったでしょう。だから地元産のうなぎを食べて。野菜もたくさんいただきますよ。トマトにキュウリ、ブロッコリー……。夜はいつもごちそうですね」
そう言って満足そうに微笑む敏子さん。息子夫婦との晩酌も楽しみのひとつだ。
「ビールならコップ一杯くらいだわね。でも、一番好きなのは、やっぱり日本酒」