息子を守るため、距離を取るのもあり
最後にトピ主さんは、「望む結果が得られなかったからと言って、私でなく本人に直接言うとは夢にも思っていませんでした。こうなったのは、やっぱり私のせいなのでしょうか?」と問いかけています。
これには、「援助してもらった負い目があるから怒れないのかもしれないけど、我が子が傷つけられたのに遠慮することない」(良い嫁なんですねさん)と、トピ主さんが自分を責める必要はないという声もありました。
息子が「もう二度と行かない」と言っていることについては、「もう行かなくていい」「会いたくないなら無理に会わせなくてもいい」と、義母と距離を取ることを支持する意見も。
「トピ主さんは息子さんへ『別に許さなくてもいいんだよ。 そっと心の中で距離を置き、でもけんかはしない、 そういう付き合い方もある。 行きたくないならもう行かなくてもいいんだよ。 勉強や部活が忙しいの適当な理由でうまく断れるから』と伝えて息子さんの心、フォローしてあげてください」(マダムおかもさん)
孫の進学を気にかけること、食事のマナーを注意すること、教育のために援助すること、それぞれは決して悪いことではありません。ただ、食事のマナーと第一志望の不合格を結びつけ、本人が傷つく言葉を投げかけることは別の話。
教育熱心な祖父母の善意をどこまで受け入れるのか。子どものために、どこから距離を置くのか。孫の進学をめぐる今回の相談から、家族間の難しい線引きが浮かび上がり、82件のコメントが寄せられました(2026年10月2日)。

義母の言葉は、息子さんの心を深く傷つけたのだと思います。「家には二度と行かない」という気持ちは当然でしょう。ただ、愛情があっても、子どもや孫にきつい言葉をかけることは昔からありました。夫が「それは言い過ぎだ」と義母に注意したことは救いです。これからは夫が間に立ち、「静かに孫の成長を見守ってほしい」と伝えてもらってはいかがでしょうか。さらに、「お父さんも子どもの頃は、おばあちゃんにきつい言葉をかけられたものだ」と自身の体験を話せば、息子さんの心も少しずつ和らぐのでは。祖父母の世代にとって、「孫」は「健康」に次いで大きな関心事だともいわれます。この一件をもって義母と息子さんの縁が切れてしまうのは残念です。祖父母は両親とは違う視点から愛情を注いでくれる存在です。ゆっくり時間をかけて、息子さんが義母の家に行きたくなるのを待ちましょう。
みき・てつお 専門紙記者、フリーライターを経て中央公論新社に入社。『婦人公論』編集長を7年半務める。フジテレビ系列「ノンストップ!」ほかコメンテーターとしても活躍
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