「リュウジといると、まだ女でいられる気がするの」そう言って…
私は高木サチエ、60歳。ディナーショーから数週間後、また推しのWさんの話で盛り上がりたくて、マダムのお店を訪れました。前回、帰り際に現れて話しかけてきたリュウジさんの姿はなく、お店にいるのはマダムだけ。「今日はゆっくり楽しめそう」と、ほっとしたのですが……。店内を見渡した私は、思わず足を止めました。通い慣れたお店なのに、何かが違うのです──。

<第1話よりつづく>

数週間後の夕方…

 

お酒も進み、元夫の愚痴や昔の恋愛話までしゃべってしまった私。するとマダムも「20歳そこそこで結婚したから、マスターしか知らなかったの」とぽつり。と、そのとき……。

 

↓↓↓