実はね…

 

 

「リュウジといると、まだ女でいられる気がするの」そう言って、ふたりで行ったラブホテルのお風呂での出来事から、リュウジさんの胸毛の話まで、楽しそうに話すマダム。

誰かに愛されたい。その気持ちは、私にもわかります。でも、濃い口紅で楽しそうに恋を語るマダムを見ていると、なぜか落ち着きませんでした。

以前とは変わってしまったマダムと、お店の雰囲気。それでも、娘との思い出が詰まったこのお店から足は遠のかず、私はまた通ってしまうのでした。

 

<第3話につづく>

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