「……毛布……虫が湧いているんですが」
水が漏れている。
水が漏れている以上、水道代は全部払わなければいけない。なのに、どこで水が漏れているのか判らない。ということは、その水を止めることは不可能。でも、水道代だけは、払い続けなければいけない。
そして、水漏れしている水道の代金が……もっの凄く、高い。うん、当時の、大阪・東京間の交通費だけで、これ、すっごく高いんですよ。(しかも!こんなお得意様なのに、割引が殆どない!)その上、ゴミ屋敷になっていた実家に泊まることは物理的に無理でしたので、大阪に行ったらホテルとるしかないんだよ。また、実家の方も、そのまま放っておく訳にはいかないので、業者さんに清掃をお願いしたんですが、これまた、問題続出。「清掃だけをして、できるだけ現状維持でお願いします」って依頼をしたんですが、業者さんが言ってくるのが……畳が腐ってるとか、壁に臭いが染みついていてどうしようもないとか、毛布に虫が湧いているとか。いや、もう、凄かった。
私は、自分が自分のぬいぐるみとお布団のこと、とてもとても好きなので、お義母さんの毛布、絶対に捨てたくなかったのですが……電話で、「……毛布……虫が湧いているんですが。これ、本当にとっておきますか? 本当にこの状態の毛布、とっておくんですか?」って言われたら……ちょっと返答ができなくなって。(結果、旦那に返事を丸投げしてしまったような気がする……。ごめん、旦那。こんなの、あなただって丸投げされたら困るよね。)
うん。これ。
やってみたら……本当に……辛かったです。
この後。無事に認知症のグループホームにはいることができた義母(この認定と手続きにも、ほんとに大阪の地域包括支援センターにはお世話になりました)と、手術を無事クリアして、リハビリも無事クリア、綺麗になった自宅でひとりで生活することになった義父、これもほんとに、地域包括支援センターの方にお世話になりました。
ただ。このせいで。一時期、私、東海道新幹線、見るのも嫌になりました。まじで、東海道新幹線見た瞬間、吐きそうになってました。そのくらい、辛かったんです。(だから、京都とか奈良なんかに、旅行として行けるようになったのは、ほんとに最近の話ね。まあ、親が本当に大変だった時期は、そもそも趣味の旅行なんてできる訳がなかったし。このあとにコロナ問題も発生したし。)
そして。こんなことが続いていたら。
