俳優は言葉だけで成り立つものではない
――珠や家族と清治の距離感の変化は、どう感じながら演じられていたのでしょうか?
脚本にあえて書かれていないト書や、すべてを書き込むことができない部分は、俳優がつくっていくものだと思っています。脚本を読みながら、「この場面ではこれくらいの距離感かな」と、自分の中で組み立てて演じていました。これは『ブラッサム』に限らず、自分のやり方でもあります。
俳優の仕事は感情や言葉だけで成り立つものではなく、カメラマンや美術、小道具など、いろいろなスタッフと一緒に、緻密な計算で作り上げていくものなのではないかと思います。
――『ブラッサム』の見どころや視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
無謀なことを言う父親と、それを受け入れている家族ではありますが、一人ひとりが深い愛情を持っているように感じています。決してそれを強く押し出しているわけではありませんが、視聴者の皆さんに感じ取っていただける部分なのではないかと思います。
清治から娘や息子たちへの思い、そしてリョウさんから珠や清治への思いなど、葉野家それぞれの思いを感じとっていただけたらうれしいです。そして、この作品が少しでもご覧になる方の生きる力になれたらと願っています。
2026年度後期 連続テレビ小説『ブラッサム』
【放送予定】9月28日スタート
●毎週月曜~土曜
●総合 午前8時~8時15分
●総合 午後0時45分~1時00分(再)
※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 櫻井 剛、小松與志子
【 音楽 】 fox capture plan
【 主題歌 】 「咲き誇れ」YOASOBI
【語り】三條雅幸アナウンサー(NHK大阪放送局)
【制作統括】村山峻平、櫻井壮一
【プロデューサー】大野陽平
【演出】盆子原 誠、中泉 慧、佐藤玲衣、田中陽児、小林直毅、野田雄介
【出演】石橋静河、加賀まりこ、松たか子、国仲涼子、渡部篤郎/染谷将太/井浦新、遠藤憲一/尾野真千子 ほか