現在放送中の、2026年度後期連続テレビ小説『ブラッサム』。石橋静河さん演じる主人公・葉野珠のモデルは、作家や編集者、着物デザイナーとして活躍してきた宇野千代さんです。波乱万丈の人生を送ってきた宇野さんは「どんな時でも幸せは自ら見つけるもの」という信念のもと、前を向いて歩き続けてきました。そこで今回は『宇野千代のことば 書いて、恋して、おしゃれして』より一部を抜粋し、宇野さんの生涯から紡ぎ出された、毎日をポジティブに生きられる名言をお届けします。
生きること
明治30(1897)年、山口県岩国市に生まれる。
若いころから文学に興味を抱き、雑誌等への投稿を経て、24歳で文壇に登場。
作家・尾崎士郎、画家・東郷青児らとの恋愛と別れ、その体験を色濃く反映した『色ざんげ』『おはん』などの小説で高い評価を得る。
一方で、日本初のファッション雑誌「スタイル」を創刊し、着物デザイナーとしても活躍。
晩年は『生きて行く私』などの自伝的エッセイで人気を集め、1996年、98歳で逝去するまで、時代を代表する作家であり続けた。