現在放送中の、2026年度後期連続テレビ小説『ブラッサム』。石橋静河さん演じる主人公・葉野珠のモデルは、作家や編集者、着物デザイナーとして活躍してきた宇野千代さんです。波乱万丈の人生を送ってきた宇野さんは「どんな時でも幸せは自ら見つけるもの」という信念のもと、前を向いて歩き続けてきました。そこで今回は『宇野千代のことば 書いて、恋して、おしゃれして』より一部を抜粋し、宇野さんの生涯から紡ぎ出された、毎日をポジティブに生きられる名言をお届けします。
恋のこと、愛のこと
宇野千代の98年の生涯は恋に彩られていた。
女学校卒業後、同僚との恋愛がもとで小学校の代用教員を免職。
22歳で従兄と結婚し北海道へ渡るも、小説の当選を機に作家の道へ。
以後、尾崎士郎、東郷青児、北原武夫ら才能ある男たちとの結婚と離婚を経験する。
その体験は『色ざんげ』『おはん』など、千代の代表作へと昇華する。
別れた後も、千代は相手とのよい関係を保ち続けた。