忘れられない大浦みずきさんのこと
ここまで舞台を続けてこられた――そのことを振り返る時に、やはり宝塚の先輩方の背中を追ってきたことは大きいと感じます。
すばらしい先輩方が多すぎて、お一人だけを挙げることはとうていできないのですが、「あなたはずっと踊り続けてね」と、声をかけていただく時には、大浦みずきさんのお名前を必ず思い出します。
1992年の宝塚のニューヨーク公演『TAKARAZUKA 夢』で、大浦さんがトップを務められた時、メンバーとしてご一緒させていただいたことは、とても大事な思い出です。私の退団後は『DANCIN, CRAZY』(07年)で共演させていただき、とても光栄でした。
振付家の名倉加代子先生は常々「ダンスは50歳から」とおっしゃっていますが、まさに名言。ダンスは年齢を重ねても、踊り続ければ、それだけ新しい発見があります。
大浦さんがご存命なら、どんなに素敵なダンスを踊っていらっしゃるかと、今もその背中を追っている気持ちです。