(撮影=竹内章雄)
現在発売中の『婦人公論』(10月13日号)の料理連載「ヘルシーキッチン」では、「きのこ料理」レシピを特集! 料理研究家・江崎美惠子さんの料理教室は芦屋マダムに大人気。フランス料理をベースに和洋中、洋菓子に詳しく、一家の主婦としての心得も含めて伝える江崎さんのアイディアレシピは、おいしく華やかで、家族に喜ばれるメニューばかり。秋の教室の定番、きのこ料理のフルコースをご紹介します(料理=江崎美惠子 撮影=竹内章雄 スタイリング=肱岡香子 構成=北村美香)

きのこは3〜4種類取り合わせれば
複雑な味わいになります

来年で料理教室を始めて30年になります。子育てをしながら調理師学校に通い、自宅で小さな教室を始めました。2003年に芦屋で本格的に料理教室を開き、たくさんの生徒さんにいらしていただいています。レシピや盛りつけ、器使いに、新しいアイディアをちりばめているのが好評をいただいている点でしょうか。

秋はきのこ尽くしがテーマ。おいしく仕上げるコツは、きのこを3〜4種類は取り合わせること。味わいが複雑になります。ただし松茸だけは、ぜひ単体で使いましょう。

​最近、小さなエリンギや大粒のしめじなど、さまざまなきのこが登場しており、料理の楽しみが増えました。炒めるときは強火でさっと。弱火でゆっくり炒めると、水分が出て水っぽくなってしまいます。身近なきのこもアレンジしてお楽しみいただければと思います。

「おいしく仕上げるコツは、きのこを3〜4種類は取り合わせること。味わいが複雑になります。」