「芝居をしたい!」欲求が強まって
9月には帰国後初となる舞台『わたしの耳』に出演します。実はイギリスにいた時にオファーをいただいたのですが、僕がどんな状況にいるかもわからない時に声をかけてくださったことが、本当にありがたかった。本作は僕の好きなイギリスの劇作家、ピーター・シェーファーの作品でもあります。それに何より、演劇留学を通じて、僕のなかで「芝居をしたい!」という欲求がすごく強くなっているんです。
この舞台は、「人間同士の心の距離感」が題材の3人芝居です。お客さんには、僕が演じるボブはもちろん、趣里さん、岩崎う大さん演じるドリーンとテッドという3人それぞれに対して、「これ、私じゃない」「あれは俺だよ」と跳ね返ってくるキャラクターがいるだろうと思うので、ぜひ楽しんでほしいですね。
10月で35歳になりますが、いつかイギリスで舞台を踏めたらいいなと思いますね。それがお世話になった人たちへの最大の恩返しになると思うので。そのためには、英語力の維持どころか、さらに力をつけなければなりませんね。それを目標にこれからも頑張っていきたいと思っています。