「根が完全に男の子で、心が12歳から成長していませんね。」(飯田さん)
「やだ。私、ちゃんと成長してきたつもりだったのに。」(阿木さん)

飯田 阿木さんは、運気が上がったあとでも沈みこまないタイプなので。では清水さん……、ああ、非常に真面目な頑張り屋さん。自由人のわりに、めちゃくちゃ真面目です。お2人とも根が男の子なんですが、清水さんの場合は心が16歳で止まっています。

阿木 あ、私より大人!

清水 16歳で大人に感じる。(笑)

飯田 来年から仕事でやりたいことが変わってきて、2、3年後に新しいことをはじめると思います。お2人は社会的なルールから逸脱しないものの、なにか人とは違うことがしたい、それを探したい、という気持ちが強いですね。

阿木 私の根っこが男だっていうのには納得。そもそもこういう仕事を続けていると、自分のなかの男性度がどんどん上がっていく感じがするし。占いって面白いわね。私、大好きなの。

清水 占い好きになったきっかけってなんだったんですか?

阿木 母方の祖父が四柱推命学の占い師だったの。私たちきょうだいは生まれた瞬間に祖父にみてもらっていて、家族ひとりひとりをみたノートというか、紙が残されてるんです。わが家のお正月は、その紙を見るところからはじまるの。私の場合は2年運でめぐりが書いてあるんだけど、それを見ながら「今年はこういうことに気をつけましょう」なんて言い合って。

飯田 その占いの使い方、いいですね。別に全部信じなくていい。でも、知っていれば心がまえができますから。なにも知らずに転ぶよりはいいじゃないですか。

阿木 それに占いに背中を押してもらいたいと思うことがあって、心底迷ったときは占ってもらうんです。ほら、宇崎(竜童さん)が清水さんと共演させていただいた『ドクターX』の脚本家の中園ミホさん。先日お目にかかったんだけど、あの方も占えるでしょう? さっそくみていただきました。

清水 この連載のゲストとしてきていただいたとき、私もみてもらいました。なんて言われました?

阿木 これから運気がどんどん上がっていって、93歳まで運がいいって。(笑)

清水 阿木さんは、この先よっぽど上がり続けるんだなあ。(笑)