からだを冷やさないための5ヵ条
腎気のパワーを落とさないためには、冷えを遠ざけることが一番。からだの内側と外側から温めましょう
【1】首、手首、足首はしっかり防寒を
皮膚の表面近くに動脈が通っている首、手首、足首が冷えると体温が下がり、一気にからだが冷えます。
「こうした部位が冷たいと感じたら、衛気が薄くなっている証拠。マフラーや手袋、レッグウォーマーで防寒対策をしましょう。特に大事なのは足首です。おすすめしているのが、足首ウォーマー。足が温かくなると、肩こりも改善します」(辻内さん。以下同)
「こうした部位が冷たいと感じたら、衛気が薄くなっている証拠。マフラーや手袋、レッグウォーマーで防寒対策をしましょう。特に大事なのは足首です。おすすめしているのが、足首ウォーマー。足が温かくなると、肩こりも改善します」(辻内さん。以下同)
【2】お風呂は、心地よい温度と時間で
腎気を高めるには、からだを温めて血行をよくすることが欠かせません。そのためにも、毎日湯船につかりたいもの。
「体質によって、適切な温度や時間は異なるため、自分が気持ちいいという感覚を大事にしてください。むやみに汗をかくと湯冷めしやすくなり、よけいに冷えが入り込みやすいので注意して」
ただし、汗が出にくい人はのぼせがちなので、長時間の入浴は避けましょう。
「体質によって、適切な温度や時間は異なるため、自分が気持ちいいという感覚を大事にしてください。むやみに汗をかくと湯冷めしやすくなり、よけいに冷えが入り込みやすいので注意して」
ただし、汗が出にくい人はのぼせがちなので、長時間の入浴は避けましょう。
【3】湯たんぽやあんかを使って熟睡を
からだが冷えていると熟睡できず、睡眠の質が低下して、体調を崩す原因に。
「足が温かいと、気持ちよく眠りに入れます。体温はひと晩のうちに変化するので、全身を覆う電気毛布よりも、暑く感じたら外すことができる、湯たんぽやあんかがおすすめです」
「足が温かいと、気持ちよく眠りに入れます。体温はひと晩のうちに変化するので、全身を覆う電気毛布よりも、暑く感じたら外すことができる、湯たんぽやあんかがおすすめです」
【4】季節の食材を摂れば、体調が整う
きゅうりやトマトはからだを冷やす作用があり、冬に食べるのはおすすめしません。からだを温める食材を摂りましょう。
「旬のごぼうやれんこん、しょうがなどの根菜類はからだを温める食材の筆頭。季節の食材を食べていると、おのずと体温や体調が整います」
「旬のごぼうやれんこん、しょうがなどの根菜類はからだを温める食材の筆頭。季節の食材を食べていると、おのずと体温や体調が整います」