【5】つぼ押し&お灸で血流をスムーズに

からだの血行をよくする4つのつぼ。定期的に刺激することで、血液などの体液の流れがよくなります。

 

<冷えに効果的な4つのつぼ>

●湧泉
冷えとむくみをとるつぼ
【湧泉(ゆうせん)】
エネルギーが湧き出し、活力を与える。冷えとむくみをとる。
足でグーをつくったときに、足裏にできるくぼみにある。足裏を3等分した上から約3分の1のところ。

 

●三陰交
胃腸の調子を整え、血液の流れをスムーズに促すつぼ
【三陰交(さんいんこう)】
胃腸の調子を整え、血液の流れをスムーズに促す。
内くるぶしのいちばん高いところに小指を当て、指幅4本分上の人さし指が当たるところ。痛みがない程度に押圧する。強く押しすぎるととあざができやすいので、要注意。

 

●合谷
基礎代謝を活性化するつぼ。手足の冷えに。
 
【合谷(ごうこく)】
基礎代謝を活性化する。手足の冷えに。
親指と人さし指の骨が交わったところから、やや人さし指寄りにあるへこみ。

 

●労宮
血行を促し、ストレスや疲れを緩和するつぼ。
【労宮(ろうきゅう)】
血行を促し、ストレスや疲れを緩和する。手足の冷えに。
手を軽く握ったときに、中指の先が当たるところ。

 

《つぼ押しのコツ》

ぎゅうぎゅうと押すのではなく、ゆっくりと圧をかけ、すーっと抜くように離すことが大事。

自分が心地よい程度に1回で約1分押せば十分。1日の好きな時間帯に押しましょう。

 

《お灸入門》

つぼを直接温めて血行を促すお灸がおすすめ。

「お灸は、熱いと感じたらすぐに外すのがやけどをしないコツです。手軽で火を使わないお灸もありますから、初心者はまず試してみるとよいでしょう」

鍼灸師(セルフサポーター)を探せるサイト「せんねん灸 セルフケアの森