映画監督で実業家でもある彼(ジャッキー・ウーさん)とは、彼が経営するボディスタジオで出会いました。《これからの人生を一緒に歩んでいきたいパートナー》と意識したのは19年の終わりごろ。いつも自然体でいる彼と徐々に親しくなりました。
海外を飛び回り仕事に明け暮れていた彼ですが、この先の人生はマイペースでゆっくり生きていきたいと、考えが一致したんです。そのときに2人一緒なら楽しいし、お互いに自分らしくいられるねって。
彼に惹かれた一番の理由は、感性が合うこと。好きなものや人生に対する姿勢も似ているし、今、私が関心を持っている仕事や活動にも共感してくれるので、それこそ話が尽きないんですよ。
彼というパートナーができて私が朗らかに過ごしていることを、子どもたちも喜んでくれています。公になる前から、彼のことは子どもたちに伝えていたので、報じられることになっても特に驚きや戸惑いなく、受け止めてくれました。そんな子どもたちに感謝しています。婚姻届はお互いにとっていいタイミングで出すつもりです。
いくつになってもあきらめないで
目下、私のライフワークになっているのは「河野景子のことばのアカデミー」の活動です。このスクールを立ち上げたのはまだおかみだった頃。あまりにもいろいろな役割をこなすことに必死になっている自分に気づきました。
花田景子としてはフル回転だけど、「私でなくてはできないことは何だろう?」と考えたとき、アナウンサー時代から培ってきた「言葉」の使い方や「コミュニケーション」の方法をお伝えすることで、誰もが自分らしく生きていくためのお手伝いができたらと考えたのです。
今はコロナ禍で何かと制限がありますが、マンツーマンや少人数のクラスで、その人に合ったベストなコミュニケーション方法を指導しています。