ほうれん草の根元は栄養満点

今回、レシピでご紹介するのは、「かぶの皮・茎・葉」「大根の皮・茎」「ほうれん草の根元」「にんじんのヘタ・皮」「キャベツの芯」「セロリの茎・葉」「きのこの根元」など、家庭の定番野菜から出るハンパな部分を使った料理です。

ほうれん草の根元は甘くておいしいうえ、栄養満点。茶事の懐石で出される八寸にも「赤根のごま汚し」といった献立が登場するほど、捨てられない部分です。味がしっかりしているので、クリームチーズなどのコクのある和え衣と合わせても、相性がいいと思います。

【茎・葉】 かぶの茎と葉っぱの刻みゆず漬け

《材料・作りやすい分量》

かぶの茎、葉……3個分(正味190g)
黄ゆず……1/3個分
塩……小さじ1/2強
昆布……3g

《作り方》

(1)かぶの茎、葉は粗めに刻み、重量の1.5%の塩を加えて混ぜる。しばらく置いてしんなりしてきたら、しっかりもんで水けを絞る

(2)黄ゆずは皮の黄色い部分だけを剥いてあられに切る。(1)に混ぜ、昆布を加えて密封袋に入れ、空気をしっかり抜いて封をする。そのまま1時間から3日おく

小松菜も同様です。ちなみに小松菜の根は、スーパーなどに並ぶ前に切り落とされてしまっていることが多いのですが、冬の一時期に白い根付きで出回ることがあります。ひげ根だけ除いてまるごと素揚げにすると、甘くておいしいおつまみになるので見つけたらぜひ使ってみてください。

【茎・根元】 ほうれん草の根元のスペインオムレツ

《材料・16cmのフライパン1個分》

ゆでたほうれん草の根元のほう……100g
にんにく(みじん切り)……1かけ
ベーコン……30g
バター……4g
卵……3個
パルミジャーノチーズ(おろしたもの)……大さじ1
オリーブオイル、塩、こしょう……各適量
イタリアンパセリ……5本

《作り方》

(1)ほうれん草の根元を含む茎を2cm長さ程度に刻む。ベーコンは1cm幅に切る。イタリアンパセリの葉は飾り用を少し残してみじん切りにする

(2)フライパンにバターを溶かし、にんにくを加えて弱火で熱する。香りが立ったらベーコンを加えて炒め、脂が出たらほうれん草を加えて炒める。軽く塩、こしょうをし、いったん取り出して冷ます

(3)卵を溶きほぐし、(2)とチーズ、イタリアンパセリ、塩、こしょうを加えて混ぜる。小さめのフライパンにオリーブオイルを熱し、卵液を一気に流し入れる。中強火で周囲が固まってきたら中心に寄せるようにして全体を半熟状に混ぜ、蓋をして弱火にする

(4)フライパンをゆすってみて全体がひとまとまりで動くようになったら裏返す。平らな蓋に滑らせるように移し、フライパンをかぶせてひっくり返すとよい。再度蓋をして全体が固まるまで焼く