ナスのヘタの下、きのこの根元も

ナスのヘタは、とげとげしたガクの部分は食べられませんが、ガクを剥き取った下の部分は食べられます。やわらかな実の部分とはまったく食感が違うので、やはり別に調理したほうがおいしいでしょう。薄く刻んで油で炒め、酒、砂糖、醤油でさっと炒め煮にすると、ムチッとした食感が面白い一品に。

【根】 ほうれん草の赤根の胡麻和え

《材料・2人分》

ほうれん草の赤根……1束分(約55g)
酒……大さじ1/2
みりん……大さじ1/4
醤油……大さじ1/2
だし……大さじ1/2
すり胡麻……大さじ1/2

《作り方》

(1)ほうれん草の赤根は十文字に切り込みを入れてゆでる。水にとって水けを絞る

(2)酒とみりんを耐熱容器に合わせ、電子レンジ(500W)で40秒かけて煮切る(ラップは不要)。醤油とだし、すり胡麻を加える

(3)(2)で(1)を和える

きのこの根元も、石づきやおがくずが付いている部分以外は全部食べられます。ただ、カサの部分に比べると食感がかたいので、玉ねぎやにんにくといっしょにみじん切りにして、オリーブオイルで炒めたあと、塩こしょうで味を調えた「根元ペースト」にすると、ディップや旨味の素として重宝します。

後編「ハンパはまとめてミネストローネに、ブロッコリーの芯を漬物に…」はこちら