湯舟でじっとしているのが苦手

お風呂は好きですが、お湯に浸かるのは、歌を1曲歌うくらいのごく短い時間。寒い時期でも5分くらいでしょうか。湯舟でじっとしているのが苦手で、どうしても早くあがって、別のことに時間を使いたい。朝晩のスキンケアもいたってシンプルで、洗顔クリームで顔を洗ったら、あとは化粧水と乳液だけ。エステにも行ったことがありません。

身体が出すシグナルには敏感です。風邪をひくことはめったにないのですが、それでも首の前や背中の筋肉が硬く感じて、「もしかして風邪かしら?」と思うことがあります。そんな時は硬くなった箇所をゆるめるために西野流呼吸法を実践。血液が巡り内側からポカポカと温かくなるため、少々の不調ならそれだけでよくなってしまいます。

私は日頃から、あまり落ち込むことがありません。困ったことが起きた時は、私自身の言動に問題がなかったか考え、悪いところは反省し、気持ちを切り替えるようにしています。精神的に疲れた時は友人に電話して、話を聞いてもらうこともあります。

長い人生、いろいろありますが、若い頃、父から「周囲に流されず、時が来たら自分の魅力を出せるよう頑張りなさい。そして皆を引っ張っていく存在になりなさい」と励まされたことがあります。

あとからわかったことですが、それは長野県・善光寺のお上人様が書かれた本に登場する「随流而制流(ずいりゅうじせいりゅう/時代の風潮に左右されず自然体で受け流しながら、いつか自分がその流れの主体となり流れを導く者になれ、の意)」という言葉と同じことを意味していたのですね。以来、「随流而制流」は私の大好きな言葉になりました。

まだまだ私も人生の途中。これからは上を目指すというより、自分がやってきたことを学び直し、初心を忘れずに進んでいきたいと思います。