そのアドバイスをくれた人――「夢叶学校」という夢を叶えるための学校を主催している山崎潤弥さん――はさらに言いました。
「家族を会社に置き換えたとして、パフォーマンスを最大限発揮させようと考えたら人事が大事だよね。嫌なことをやるより、好きなこと、得意なことをやったほうが良いよね。あなたが好きでもない主婦業をメインにやって、大好きな仕事をセーブするなんて家族にとって絶対に非効率」
確かに、好きでもないことを《仕方なく》やるより、好きなことでしっかり社会に貢献したほうが良いのではないか。
母だから、妻だから絶対にやらなきゃいけないと思い込んでいたけど、もしかしたらやめられるかもしれない。
そう思うと、目から鱗が落ちていくのを感じました。
「主婦業が苦痛!」と言っても大丈夫
私がドキドキしながら「主婦業9割削減を目指す」という壮大な目標を立てた時、思いの外周りの反応は肯定的なものでした。
「私も主婦業削減したい」
「今まで手を抜くことに罪悪感があったから堂々と宣言してくれて嬉しい」
「良い情報があったら教えて」
など、同じような気持ちでいる人の多さに気がつきました。