「髪の色、素敵ですね」と声をかけられて

髪のケアで欠かせないのが、パサつきを防ぐ洗い流さないタイプのオイルトリートメント。また、びまん性脱毛で毛量が減ったため、貧相に見えないよう毛先をヘアアイロンで巻き、おしゃれのため毛先に薄い茶系の色を入れている。

「仕事中に、性別年代を問わず数名のお客さんから『髪の色、素敵ですね』と声をかけられまして。外国人のお客さんからは、『写真を撮っていいですか』と言われたことも。反応が多いのでびっくりしました。仕事場の10代、20代の若い子たちも、グレイヘアに興味を示してくれます。他人から褒められたことで、自信が持てるようになりました。接客業をしていてよかったな、と思います」

ちなみに以前は「染めたら?」と言っていた父親も、職場で若い子と一緒に撮った写真を見せたら、「白い髪は、意外とかっこいいんだな」と肯定的になったそうだ。

 

移行期に活躍!お助けアイテムPick Up

白髪と染めた髪の境目が目立つ時期を、いかにうまく乗り越えるかが成功のカギ。皆さんが重宝したアイテムは?

もともと帽子が好きで集めていた石岡さん。写真は移行期によくかぶっていたもの(写真提供:石岡さん)

 

石岡さんは、スタイリング時にロレアルパリのオイルやTSUBAKIのヘアウォーターなどを使い分け、髪のツヤやボリュームを維持(写真提供:石岡さん)