飲んで体調が改善したら、不足しているサイン

ビタミンの中でも、50代以降の女性が意識して摂りたい栄養素が、ビタミンDです。

「ビタミンDは、骨の材料であるカルシウムの吸収や、筋肉のスムーズな動きをサポートします。転倒や骨粗しょう症予防に不可欠です」

最近では、新型コロナウイルス感染症をはじめとした感染症予防に役立つと期待されているほか、認知症予防に効果があるとの報告もあります。

さらに、抗酸化作用があるコエンザイムQ10も関心を持っておきたい成分の一つです。

「コエンザイムQ10はもともと体内にある物質なのですが、コレステロール値を下げるスタチン系の薬を飲むと、濃度が下がる可能性があります。スタチン系の薬を飲んでいて疲れやすいと感じるようでしたら、コエンザイムQ10入りのサプリメントを摂ってみるとよいでしょう」

ただし、血栓の生成を防ぐ薬「ワルファリン」を飲んでいる場合は、コエンザイムQ10がその作用を弱める可能性があるので注意が必要。服薬している場合は、事前に医師に相談しましょう。

美容に大きくかかわるとされるコラーゲンも気になるところ。

「サプリメントとして摂ったコラーゲンは、直接体内のコラーゲンの材料になるわけではありませんが、体内でコラーゲンを作るスイッチになっている可能性があると言われています。コラーゲンの生成に不可欠なビタミンCとビタミンB群、鉄と一緒に摂るとよいでしょう」

いずれのサプリメントも、まずは1ヵ月間試し、摂取前後の体調を比べてみてと、田村さんはアドバイス。

そのほかの注意事項や活用法は次ページ以降で紹介します。

「明らかに摂取時のほうが体調がよければ、その栄養素が不足しているということ。サプリメントを摂りつつ、食事内容の改善にも取り組みましょう」