片頭痛を予防する生活習慣

1)急激な気温差を避けて

暑くなるこれからの季節。屋外と室内の気温差が頭痛を誘発することが多いと丹羽先生はいいます。

「暑い屋外から冷房が効いた屋内に入るときは、エントランス内で少し体を慣らしてから入るようにしましょう。また、カーディガンを羽織る、ストールで首もとをガードするなど、冷気が直接、体に触れないよう対策をとって」

 

 
2)予防には、ビタミンB2やマグネシウムを摂取しよう

「チーズやチョコレート、赤ワインなどの発酵食品に含まれるアミノ酸の一種チラミンには、血管を収縮させる作用があり、その反動で過度に血管が拡張して、痛みを引き起こす原因に。摂りすぎは禁物です」

 

 

片頭痛の予防には、ビタミンB2やマグネシウムを多く含む食品を摂ってとアドバイスします。「アーモンドは、ビタミンB2とマグネシウムの両方を含むので、一日3粒ほど食べるよう習慣づけるのもいいでしょう」

 

 

3)ストレッチでこりの解消を!

片頭痛を持っている人の大半が、慢性的な肩や首のこりを訴えるそう。

「こりがスイッチとなって痛みを引き起こすこともありますから、悪化させないように心がけたいところ。スマホやパソコンなどの長時間使用は避け、適度に休憩をとって、こまめなストレッチでこりを解消しましょう」