人生の選択に悩む子どもにどう対するか

子育ての苦労というのは、それはみなさんと同じようにありました。上が男の子二人で、下が女の子二人。人生の選択に悩んで、「学校行かない」なんて言う子もでてくるわけです。

でも、こういうときにやっぱりある程度子どもを信用しないといけません。ただガミガミ一方的に言うのではなく、子どもの気持ちになって「お前が自分で満足できる人生を送れるために、一所懸命心を砕いているんだ。一緒に考えよう」と大人が呼びかけてやったら、それにすがらない子どもはいません。「放っておいてくれ」とは言わないと思う。

子どもを見守りながら、子どもに言ってやれる言葉をたくさん持っていることが、大人のいいところですね。そんな大人を親に持った子どもは幸せだし、子どもが自分の言葉に耳を傾けてくれたら大人も幸せ。

言葉を多く知っているということは、とどのつまりは「それもあるか」「これもあるか」ということになるのだけれど。

ご自宅のそこここに、田辺さんが愛する「可愛いもの」があふれている