100周年を迎える花組の伝統が未来へ
星風は「100周年という記念すべき瞬間に立ち会わせていただいてる喜びを胸に、誇りと責任と自覚をもって望みたい。柚香さんの魅力を、肌で感じられる幸せを感じつつ真摯に務めたい」と意気込みを。
舞台は、タイムリープという演出で、柚香は女たらしから真面目な職人まで、星風は賭場の主から可憐な女性まで幅広い役を演じ、トップコンビのフレッシュさも経験豊かさも両方が見られるそう。
ショーでは、花をテーマにした新しい場面はもちろん、再演の場面や過去の楽曲のメドレーも。「下級生まで一人一人責任感を持ってできるような場面を作り、花組81人81色を見せたい」と中村氏。
花組の良さは、舞台は自分自身と闘う場ではあるが、誰かが困ったら支えあい教え合う温かさだという。トップの柚香がのびのびと組をひっぱり、下級生が気負わずにまっすぐについて行く。花組の伝統が未来へとつながっていく舞台に期待が膨らむ。
当公演は、2021年11月6日から12月13日まで宝塚大劇場で、2022年1月2日から2月6日まで、東京宝塚劇場で上演予定。