Q4)歯周病の人は糖尿病が悪化するのは、なぜ?

A4) 歯周病菌が インスリンの働きを妨げる

「歯周病菌に含まれる毒素が歯肉から血管内に入り込み、血液中のインスリンの働きを妨げるため、糖尿病が進行しやすくなると考えられています。一方、糖尿病の人は、殺菌作用がある白血球の働きが悪くなるため、歯周病が進行しやすいのです。

歯周病が進行して歯を失ってしまうと、食べ物をしっかり噛めなくなって消化・吸収が悪くなり、血糖値がさらに上がりやすくなるという悪循環に陥るおそれが。

糖尿病を悪化させないためには、口腔ケアをしっかりしておきたいところです」