自分の現状を知ることが第一歩

片岡 それぞれのトラブルに対応する商品も増えています。たとえば、尿漏れによるかぶれやデリケートゾーンのかゆみ、膣の乾きによる性交痛だってケアできる! 女性にとってはいい時代になりました。

山本 スキンケアやメイクと一緒で、まず自分の現状を知ることが第一歩だと思います。デリケートゾーンをしっかり見て、どんな状態なのか知ると、必要なこと、やるべきことがわかりますから。女性は男性と構造が違って、意識しないと見られないのでちょっとハードルが高いですが、勇気を持って確認を!

「自分の体の大切な部分なのに《見ない、知らない》は恥ずかしい」片岡えりさん

片岡 私は2回出産しているのに、自分の性器のことをよく知らなくて。髪や顔のエイジングケアは頑張るのに、大切な部分は見て見ぬふりをしていたんです。それって情けないな、と本気で向き合い始めました。

デリケートゾーンは優しくケア

1:フェミニーナ軟膏S〈 第2類医薬品〉15g ¥968/小林製薬
デリケートゾーンのかゆみやかぶれ、湿疹を抑える、べたつきにくい非ステロイドの医薬品。殺菌効果も。
2:メンソレータム カブレーナ〈第2類医薬品〉 15g ¥1,320(編集部調べ)/ロート製薬
尿漏れによるかぶれや痛がゆさに。Wの抗炎症成分で修復し痛みを鎮める。
3:エストールインナージェル 1.7g×10本入り ¥4,950/アドバンスト・メディカル・ケア
ラクトバチルス乳酸菌とヒアルロン酸を届ける。乾燥や性交痛の緩和に。