「言葉で豊かになる世界を持っているのは、本当に幸せだと思います」(宇多さん)

俳句は「言葉で豊かになる世界」

宇多 俳句は、「始めた時が適齢期」。お子さんはもちろんのこと、80歳くらいから始める人もいます。それに歳を重ねると、未来が短くなるから、若い頃とはものごとが違って見えてくる。でも、未来がないわけじゃない。明日があるし、今日の午後もある(笑)。未来は命が果てるまであるし、そこを楽しむのが俳句だと思います。

小林 これから始めたいという人は、ひとりで句作もいいけれど、ぜひとも句会に参加することをおすすめします。自分たちで始めてもいいんじゃないでしょうか。私たちも、素人ばかりで始めて、10年も続いているくらいですから。

宇多 私、生徒さんに言うの。「今は皆さん、歩いてこられるけれど、いずれ歩けなくなる日が来る。お金がなくなる時もあるかもしれない。そういう時、かたわらに俳句があると世界が広がるわよ」って。言葉で豊かになる世界を持っているのは、本当に幸せだと思います。

 そうですね。楽しんでつくりたいですね。

小林 今日も楽しく俳句の時間に浸ることができて、とても幸せでした!