「現在の私はまだ再出発したばかり。でも、10代、20代、30代の自分より、43歳になった今の自分が一番好きです」

もう1度、女優の道を。サイコパスも演じてみたい

ヨガのインストラクターとしての仕事をしながら、これからは、女優としてもう一度、皆さんに認めていただける存在になっていけたらと思っています。

12年間のブランクを不安に感じないと言えばウソになりますが、結婚生活の10年間でインプットしたさまざまな感情をアウトプットしながら、女優として幅広い役柄に挑戦していきたいですね。

今後、やってみたいのは殺人鬼やサイコパスの役。独身時代の私はいわゆる「綺麗な役」しか演じる機会がなかったので、人間の心の奥底に潜んでいる狂気を表現するような役どころを、ぜひ演じてみたいです。夫とケンカしてヒステリーを起こす役とか、すごく得意になっていたりして。(笑)

現在の私はまだ再出発したばかり。でも、10代、20代、30代の自分より、43歳になった今の自分が一番好きです。幸いなことに、女優の仕事には定年がありません。小田茜の名前を聞くと、いまだに『美少女コンテスト』と思われる皆さんの印象を塗り替えられるように、40代を全力で走っていきたいと思っています。