「いい汗」をかくための5つの方法
~方法1~
自分の熱中症リスクを知る
熱中症予防の第一歩は、自分がいい汗をかけるかどうかを知ること。「手足高温浴」でチェックすることができます。
やり方は、両膝から下と両肘から下を43〜44度の湯に浸け、5分ほど待つ。全身から汗が出てきたら、いい汗をかけるタイプ。10〜15分しても汗が出ない場合は、汗腺が衰えていたり、汗腺数が少ないタイプで、熱中症リスクが高い状態といえます。
「夏本番前に2〜3週間、手足高温浴を続けると、いい汗をかけるようになり、真夏でも熱中症になりにくくなります」(以下、五味先生)
●手足高温浴法●
浴槽に43〜44度のお湯を少なめに張り、両肘から下と両膝から下を10〜15分浸ける
※浴槽が深い場合は、バスチェアなどに座り、少し前かがみになって行うとよい