~方法2~
汗を拭き取りすぎない
汗を拭き取りすぎると、蒸発が起こらず体温が下がりません。その結果、もっと多くの汗をかくことに。
「汗は湿らせたタオルで拭くのがおすすめです。肌に適度な汗が残って体温が下がりやすくなります」
汗をかきにくい人は、スプレーボトルに水を入れて持ち歩き、首筋や腕にこまめに吹きかけるようにしましょう。
「霧状の水が“人工汗”となり、気化して体温を下げてくれます」
~方法3~
気温差を少なくして汗腺の「慣らし運転」を
暑い屋外から、エアコンのよく効いた涼しい部屋に入るなど、急激な温度差をくり返し体感すると、汗腺は疲労して衰えてしまいます。
「外出する際には、家を出る15分くらい前にエアコンを止めて室温を上げ、体を慣らしてから外へ出るようにしましょう。ストールを持ち歩くなど、いつでも温度差に対応できるよう、備えておくといいですね」
帰宅時も、玄関などでしばらく過ごし、室温に慣れてからエアコンの効いた室内に入ります。さらに、涼しく感じたら上着を羽織りましょう。