色柄を選ぶことによって季節感も感じられる着物の世界

 

着物はきちんと見えて体型もカバーできる

渋谷で美容院を経営しているNさんは、「50代になって、オシャレ迷子になった」と気づく。体重は若い頃と変わらないのに、なんとなく「着たい服」と「似合う服」が一致しなくなってきたというのだ。

仕事柄、女性誌には日ごろから目を通しているNさんは、悩みに答えてくれるぴったりの本を見つける。

山際恵美子さんの『オシャレ迷子はこの指とまれ!』と、地曳いく子さんと槇村さとるさんの共著『ババア上等!大人のおしゃれDO!&DON’T』だ。
この2冊をバイブルにし、毎日読んでいるという。

50代で改まった席に出かけるためのコーディネイトは、それなりにお金もかかる。自分に似合う好みのデザインの服を見つけるのは至難の業だ。こういった方にも、きちんと見えて体型もカバーできる着物は、絶好のアイテムかもしれない。