わたしはわたしでよかった

たぶんですけど、これからの人生、楽しいことばかりではないと思うのです。

青木さんのお嬢さんと元保護猫のクティ。自宅にて(写真:青木さやか)

何かに失敗したり、フラれたり、さみしかったり、裏切られたと感じたり、自信を失ったりするかもしれません。

それはあなただけではなく、誰にでもあることだと思います。

ママはね、大学受験全部落ちて、就職試験全部落ちて、オーディションも受かったことなくて、離婚して、病気もして。

びっくりしてるんだけどね、自分でも。

いま自分で書いたものを読み直すと、そんな人生回避したい、と思う代表みたいな感じだろうけれど、わたしはわたしでよかった、と思っています。

面白いものでね、なにかに落ちると拾ってくれるところが現れるし、むしろこちらに行くために落ちたのかしらラッキーと思ったこともあるしね。ああ、あの人にフラれたからこの人と会えたんだ! とフッてくれたあの人に心底感謝したこともあるし。

それに就職試験受かっていたら名古屋から出なかったかなとも思うわけで、いまの仕事もおそらくやっていなかったわけで、そうするとパパとも会わなかっただろうから、あなたとも会えてなかったというわけ。

いまはあなたに会えたわけだから、わたしの人生は最高だというわけ。

ほんとに、最高。