目の健康寿命を延ばすには、日々の暮らしを見直しが必要。(写真提供:photo AC)
人の寿命は100年近くまで延びましたが、目の寿命は60~70年といわれています。不調に対処しながら、なるべく最後まで自分の目で物を見続けるには、正しい知識とケア法を身につけることが大切です(構成=浦上泰栄 イラスト=スギザキメグミ)

病気を予防して、目の健康寿命を延ばすには、日々の暮らしを見直すことも必要です。目の負担を減らして、目にいいことを増やす、生活習慣のヒントを紹介します。

 

【1】紫外線は目にもダメージ大。UV対策をしっかり行う

レンズの色は黄色や薄茶系が良い(写真提供:photo AC)

紫外線で肌が傷むように、直射日光を浴びた目も大きなダメージを受けています。虹彩の色が濃い日本人はまぶしさに強い傾向にありますが、外出時はUVカットのサングラスで目を守りましょう。

紫外線を防ぐには濃い色のレンズがいいと思われがちですが、光を集めようとして瞳孔が開いてしまうので、逆効果。黄色や薄茶系のレンズを選ぶのがベストです。