何事にもポジティブ、明るい家風
理子 介護はいつどんな順番で来るかわからないものだから、そのときが来たら考えようと思ってます。まだ起きてもいないことを不安に思ったり心配したりするのは、時間の無駄。そもそもうちの家族はみんな明るくて。傘をなくしたら「お財布じゃなくてよかった」、お財布を落としたら「厄が落ちて怪我を免れた」「命落とさなくてよかった」とポジティブに考えるのが東尾家の家風だから。なんとかなると思っているし、今は目の前の子育てが大事。
修 まだ小さいからねぇ。
理子 3歳の次女が20歳になるとき、夫は85歳。だから元気なうちに、子どもとたくさん遊んでもらいたい。
修 オレも70歳を過ぎたら、いろいろ変わってきたよ。
理子 何が変わったの?
修 この先の時間について考えるようになった。60代までは考えたこともなかったけど。
理子 野球と自分のことしか考えていなかったものね。
修 そうだね。これから先も孫の成長を見たいし、理子たちに迷惑をかけたくないから、体を大事にしなきゃと真剣に考えている。それに、実家の和歌山のお墓のことも考えるようになって。
理子 年齢的に、お墓はどうするのかとか、今後のこともストレートに話せるから楽です。