新婦の母より
自慢の婿の意外な一面
新郎は飲料メーカーに勤める営業マン。明るくて気さくな性格なので、娘はいい人を選んだと喜んでいました。
ところが、結婚式当日に、彼の新たな顔が判明。同僚が、新郎に息つく暇もないほど一気飲みを強要し、彼も嬉々として飲み続け……。
1時間半後、新郎はただの酔っぱらいと化していました。顔は真っ赤で、タキシードもお酒でぐしょぐしょ。大声で何か叫びながら、さらに飲み続けています。隣にいる娘も無傷ではなく、ドレスに赤ワインの散った跡が。
新婦側の席にはしらーっとした空気が流れていました。披露宴終了とともに、新郎は急性アルコール中毒で病院へ搬送。以来、彼の会社のCMを見るたびに腹が立つ!
(56歳・主婦)
新郎の母
夫婦の年の差20歳
20年以上海外を放浪していた長男(47歳)が帰国。自然保護のNPOに職を得て、日本に落ち着いてくれたのは嬉しかったのですが、あろうことか20歳下の彼女を見つけ、結婚を決めてしまいました。
あまりの年の差に彼女の父親は大反対。ところが、我慢強い彼女は両親の説得を続け、しぶしぶ2人の結婚は認められたのでした。
そして迎えた結婚式当日、試練を乗り越えて幸せそうな2人に対して、息子と同世代の新婦の父(51歳)はどうも納得のいかない表情。
その気持ちがわかるだけに、何とも肩身の狭い思いをしました。これからの親戚づきあいを思うと不安に駆られます。
(74歳・主婦)