「こんな人たちと親戚になるなんて、勘弁して!」。結婚は新たな悩みの始まりか。わが子に幸せになってほしいからこそ、母たちの心は千々に乱れ……8人の「新婦の母」「新郎の母」が体験したトンデモ事件は
新婦の母より
玉の輿も楽じゃない
ある会社の御曹司と結婚することになった娘。玉の輿だと喜んだのもつかの間、新郎の母の要求がすさまじかった。
地元の神社でささやかな式を挙げたいという娘たちの願いは、「うちは代々○○ホテルですから」の一言で却下。ウェディングドレスはこのブランド、引き出物は豪華に、とすべて新郎の母が決めてしまいました。当日は、父親の威光で集まった招待客の祝辞が空疎で……。
お金は出してくれたけど、いったい誰の結婚式なのかと、怒りがふつふつ。
(52歳・パート)
(52歳・パート)
新郎の母より
「ふつつかな嫁」でしょ
息子(30歳)の相手は今どきのギャル(24歳)。結婚前からうちに遊びに来ては「ママ、お腹すいた!」。息子の名前を呼び捨てにして、「シンゴの給料が安くてこのままじゃ一緒に暮らせないよ!」。
それでも「ママ、LINEしよ!」と誘ってくれるなど可愛いところもあるので、まあいいかと思っていました。
ところが結婚式では清楚な花嫁に大変身。あまりの化けぶりに一瞬誰かと思いました。感動的な「母への手紙」を読み上げ、さらに私に向かって「ふつつかな嫁ですがよろしくお願いします」。
いつもとのギャップに思わず噴き出してしまい、先方の親族の顰蹙を買ってしまいました。夫には「いい年してみっともない」と怒られ、踏んだり蹴ったり。
(58歳・会社員)
それでも「ママ、LINEしよ!」と誘ってくれるなど可愛いところもあるので、まあいいかと思っていました。
ところが結婚式では清楚な花嫁に大変身。あまりの化けぶりに一瞬誰かと思いました。感動的な「母への手紙」を読み上げ、さらに私に向かって「ふつつかな嫁ですがよろしくお願いします」。
いつもとのギャップに思わず噴き出してしまい、先方の親族の顰蹙を買ってしまいました。夫には「いい年してみっともない」と怒られ、踏んだり蹴ったり。
(58歳・会社員)