鍵善良房「甘露竹」

くずきりでも有名な、祇園にある老舗菓子店の夏の代表菓。青竹の筒に水羊羹を流し入れた涼やかな菓子で、小豆と寒天で仕上げたなめらかでのど越しの良い食感が、これからの季節に嬉しいひと品です。

竹筒にみっしりと詰まった水羊羹をどうやっていただくか、これもこの菓子の楽しみの一つ。よく冷やして青竹の表面にうっすらと露を帯びるのを待ち、ガラスの器などに盛ります。笹葉の蓋を外し、付属の小さなキリを使って反対側の節の部分に小さな穴を開け、そっと振ると、つるんと羊羹が出てきます。

あとは楊枝でひと口サイズに切り分けながら、青竹の爽やかな香りも一緒に涼を味わう贅沢。自宅用だけではなく、贈答用としても最適で、篭盛りでお届けすれば喜ばれること間違いなしです。