黒島結菜さんがヒロイン・比嘉暢子を演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時ほか)。沖縄本土復帰50年の今年、料理人の夢を追う暢子とそのきょうだいを中心に、家族の絆を描きます。7月4日から第13週に入った「ちむどんどん」ですが、今連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は6月27日~7月1日に放映された第12週「古酒(くーす)交差点」について。
第12週「古酒(くーす)交差点」ふりかえり
沖縄から出て、東京・銀座の西洋料理店「アッラ・フォンターナ」に勤める暢子(黒島結菜さん)。房子(原田美枝子さん)と二ツ橋(高嶋政伸さん)(高ははしごだか)に見守られ、順調に料理人として成長していました。
しかし沖縄のやんばる地域では、良子(川口春奈さん)と石川(山田裕貴さん)のふたりが、別居状態に。夫婦の問題を抱えたまま和解することができずに過ごしていました。
そんななか、暢子はひょんなことから和彦(宮沢氷魚さん)と愛(飯豊まりえさん)が、まもなく結婚するのでは、ということを知ってしまい、もやもやした今まで経験のない感情に襲われ――といった話が展開しました。
タテノさんの注目したポイントとは?