青アザだらけに

不幸中の幸いは、頭と顔面を打たなかったこと。おかげで気絶することもなく、「助けてくれェ!落っこったぁ」と声をあげることができました。

『どっこい生きてる90歳 老~い、どん!2』(著:樋口恵子/婦人之友社)

これも、不幸中の幸いで、ふだん出勤の早い娘(医師)が、月に何回か遅出の日があります。ありがたいことに、「その日」でした。

娘が様子を見ながらベッドに寝かせ、打撲傷、すりむき傷など点検し、消毒だけして、「まあ、静かにしておくことですなァ」とか言い残して出かけてしまいました。

打ち身の傷は少し経ってから痛みが増し、四肢と体幹は少し経つと、よくもまあ、と呆れるほど全身赤ん坊ならぬ青ん坊と言いたくなる青アザだらけ。3週間を経てようやく痛みは薄れてきました。

ごく近所はともかく、少し遠くの外出は、タクシーを使ってもまだこわいです。