自宅で作れる郷土料理レシピ〈群馬県〉炭酸まんじゅう
日照時間が長く、からっ風が吹くことから小麦の生育に適した群馬県。中力粉に重曹、砂糖を合わせて作った生地であんを包んで蒸す。重曹を入れることで皮が黄みがかり、甘みだけでない、ほんのりとした苦みも加わるなど、食感と味と見た目に特徴が出る。
《 材料(10個分) 》
・地粉(中力粉)…300g
・重曹…小さじ2強(9g)
・砂糖…50g
・水…150mL
・小豆あん…500g
《 作り方 》
(1)あんを10等分し、丸める。
(2)ボウルに地粉、重曹、砂糖を合わせてふるい入れる。水を少しずつ加えながら耳たぶくらいのやわらかさになるようこね、生地をひとまとめにする。
(3)手でちぎって10等分して丸める。
(4)生地を丸く広げ中央にあんをのせ、生地で包みながら丸める。
(5)ぬれ布巾を敷いた蒸し器に、間をあけてまんじゅうを並べ、弱中火で15分ほど蒸す。
(6)蒸し上がったらザルなどに出し、水をつけた手でまんじゅうをなでる(表面をなめらかにするため)。うちわであおいでもよい。