「かっこつけていることこそが、かっこ悪い」

等身大の自分と言えるようになったのは、見栄がなくなった=かっこつけなくなったからだと思います。いまとなっては「かっこつけていることこそが、かっこ悪い」とハッキリと言えます。

年齢による心境の変化がそうさせたのではありません。仕事を通してたくさんの人との出会いのなかで導き出された「結論」と言えます。

まわりの目を気にせずに、等身大の自分を出せている人は、見栄ではなくプライドがある人だなと思います。そういう人たちのもとには仕事も人も集まっている印象があります。

初対面のときに、自分を大きく見せて、マウントをとろうとする人もいますよね。それって見栄だったり、かっこつけているということだと思うのですが、一緒に仕事をする相手の立場になって考えたら、自分を大きく見せる必要はないです。

「すべては等身大の自分が、カギになっています。かっこつけていた自分とはサヨナラしよう」(イラスト:『あと10歳若くなる! DJ KOO流 心・体・脳の整え方』より)

誰に対しても、ありのままの等身大の自分でいるべきだと思います。

取引先の立場がある人だからといって、自分がよく見られるようにアピールしたり、下手(したて)に出過ぎる必要はないのです。